2019年度 実施報告

報告:British Council 共催・実践英語研修「第5回英語研修Helping Students and Customers (2019年10月7日・東京)

開催データ


研修名Helping Students and Customers
日 時2019年10月7日(月)9:50-17:30
場 所ブリティッシュ・カウンシル (東京・飯田橋)
講 師ブリティッシュ・カウンシル英語講師 Alex Buckley (アレックス バックリー)
参加者数団体正会員10名 / 9大学

《参加者所属先…団体正会員大学(**-国立大学法人、*-公立大学法人)》
(地域別50音順)
<関東>国際基督教大学、十文字学園女子大学、淑徳大学、首都大学東京*、
女子美術大学、東海大学、武蔵大学、明治大学
<中部>福井大学**


研修内容(コース構成)
1.  Welcoming new students
2.  Giving a tour of your campus
3.  Explaining information and procedures
4.  Relationship building and dealing with VIPs


研修参加報告


報告者:本庄あゆみ(十文字学園女子大学)


今回参加した研修では、留学生や海外からのお客様との対応に必要なスキルを学んだ。大学について話す、キャンパスの施設について話す、大学内での手続きについて話すなど、留学生、海外からのお客様とのコミュニケーションにおいて、すぐに使うことができる実践的な内容を学ぶことができた。丁寧な表現、心が通いあえるきっかけとなるフレーズ、自然で、かつ温かみのある会話を学ぶことができたので、実際の業務で活用したいと思う。グループワークやロールプレイング、ディスカッションにより、新たな発見もあり、参加者同士の交流も深まった。


1. Welcoming new students
留学生やお客様にはじめて会う場面で使用することのできるフレーズについて学習した。
出迎えの際の挨拶、部屋でのおもてなし、相手が知りたいと思っている大学についての情報を提供するといったシーンで使うことのできるフレーズを習得した。


2. Giving a tour of your campus
キャンパスツアーをする際に使う表現を学習した。キャンパス内や、キャンパス周辺にあるものについて、たとえば、ATM、green area、grass、pondなどといった単語を用いる際に、単数形で使うのか、複数形にするのか、また、その数や量の多寡を表す際に用いるべき表現を学んだ。大学のキャンパスマップを相手に見せながら、1つ1つの施設について説明するというロールプレイングにより、考えながら説明していくことを練習した。また、目的の場所に行く道順を説明する際のボキャブラリー、表現について学んだ。説明の際には、相手がわかっているかどうかを確認しながら会話を進めることが大切であること、そのために使うフレーズを学んだ。


3. Explaining information and procedures
業務の手順や、大学内での手続きを説明する方法を習得した。説明する時、説明を受ける時、お互いに正確に理解をしているかどうか確認することが大切であり、そのために使うことのできる表現を多く学んだ。留学生が大学の図書館で本を借りる、クラブ活動に参加する、選択科目を登録する、試験を受ける場合などの手続きについて、ロールプレイングを行った。


4 .Relationship building and dealing with VIPs
ここでは、会話を発展させていく方法、VIPとの対応におけるルール、心構えを学んだ。Could I~?といった丁寧な表現や、つなぎの言葉、So,などを使うことにより、会話がソフトになり、温かみのある表現となることを学んだ。


<所感>
研修を通じて、留学生や海外からのお客様と英語で話す場合のコツをつかむことができた。熱心な参加者の方々とのグループワークを通じて、視野が広がった。講師は、参加者からの質問にひとつひとつ丁寧に答えてくださり、このシーンには、この表現が一番よいということを知ることができた。ここで学んだことを実際の業務に活用していきたいと思う。


以上



2019年度 実施報告